【小学校低学年向け】お金の本おすすめ4選〜おこづかいをもらう前に読んでほしい〜

小学生になったし、そろそろおこづかいをあげようかな…
と思っている親は多いと思います。
でも、お金のことを充分に教えないまま、おこづかいをあげるのは不安ですよね。

そんな時におすすめなのが、お金の学習本。
おこづかいをもらい始める前に読んで、お金とはどういうものなのか?どういった点に気をつければいいのか?あらかじめ予習してもらいましょう。

今回は、小学校低学年向けの『お金』に関する学習本を4冊紹介します。

池上彰のはじめてのお金の教科書

池上彰のはじめてのお金の教科書

本の内容

「難しいことを子供でも分かるように説明する」池上彰さんがお金について書かれた一冊。
池上彰さんが小学生の子どもたちに行った「お金の授業」から生まれた本です。お金を賢く上手に使うための正しい知識を、分かりやすく解説しています。
ページ数はそれほど多くないのに、ポイントを押さえた解説で内容は濃いです。まさにお金の教科書であり、入門書です。

参考に、目次を紹介します
    ↓↓↓↓
【第1章】お金のはじまりを知ろう
【第2章】お金のかしこい使い方
【第3章】銀行の役割を知ろう
【第4章】お金のかせぎ方・増やし方
【第5章】ニュースに強くなろう

おすすめの理由

とにかく、めちゃくちゃ分かりやすい!
さすが池上彰さん!
とにかく、とにかく、分かりやすいです!

見開きの半分がイラスト図解、もう半分が文章。
文章は多めですが、文字が大きくて大事な部分は太文字になっています。
漢字にはすべてフリガナが振ってあります。

イラスト図解はとっても可愛くて、子供がパッとみて内容を理解しやすいです。
子供がひとりで読めるよう、読みやすさの工夫がされています。
(子供によっては小学校低学年でも充分読める)

おこづかいをあげる前に読む一冊
・おこづかいは「計画性」を学ぶもの
・大切なのは「貯める」より「上手に使う」こと
・買い物は選挙と同じこと(自分が支持する会社に一票を入れること)
など、大人でもハッとすることが書かれています。

子供がおこづかいを使う前に(自分で自分のお金を管理する前に)
お金についての背景を知り、お金を使うとはどういうことなのか、を教えるのに優れた一冊です。
おこづかいとは、単に欲しいものを買う、お金を貯めることがベスト、という考えをいい意味で壊してくれます。
後半は、お金の稼ぎ方や株式会社についてなど、経済の仕組みにも書かれているので、お金と同時に経済活動についても学べる本です。

 

続いては
マンガの学習本の紹介です。
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学校では教えてくれない大切なこと(3) お金のこと

学校では教えてくれない大切なこと(3) お金のこと

おすすめの理由

マンガだから、サクサク読める
子供によっては、学習本でもマンガなら進んで読んでくれる子っていますよね。
(小さい頃の私は、まさにそうでした。)
そんな子にうってつけです。
マンガを読んでいたら、いつの間にか経済のしくみを理解できるようになるのですから、親としても決して高い買い物ではないと思います。
(うちの親もそう思ったのか、家にたくさんのマンガ学習本が並んでいました。。。)

しかも、このマンガ、大人が読んでも面白いんです。
笑いやユーモアが多めで、よくある学習本マンガとは一線を画しています。
(ただ、大人によってはこのノリが駄目……という人もいると思います)

お金のトラブルについても、詳しく解説している
税金や金融機関のことなど以外に、お金のトラブルにつながりそうなことが詳しく解説されています。

・お金の貸し借りはダメ!
・お札をコピーしてはいけない!
・おこづかいの有効な使い方は?
・貯金ってどうして大切なの?

など、お金を使う上で必ず知っておくべきことが、楽しくマンガで解説されています。

子供って、大人が細かく説明しても右から左にスルーしますよね。
でもこうやってマンガで解説されると、結構ストンと腹落ちしてくれます。

ドラえもん社会ワールド お金のひみつ

ドラえもん社会ワールド お金のひみつ

本の内容

「ドラえもん科学ワールド」シリーズに次ぐ、ドラえもん社会ワールドのシリーズです。
日本公認会計士協会東京会という団体が監修していますので、内容はとてもしっかりしています。
ドラえもんのマンガを楽しみながら、お金の誕生から仕組み、税金、為替などについて理解を深めていく本です。
おこづかいの使い方など金融リテラシーをアップさせるページもあり、経済入門書にぴったりです。

おすすめの理由

ドラえもんと楽しく学べる
タイトル通り、ドラえもんが大好きな子供にピッタリです。

マンガと活字がバランスがいい
マンガだけでなく、活字ページには説明がびっしり書かれています。
(だいたい半々くらい)
ですので、最初はマンガだけ読んでもいいですが、子供が成長するにつれて活字を読める量が増えてくると、本書の使い勝手の幅も広がってくると思います。
兄弟がいるご家庭だと、下の子はマンガから、上の子はマンガと活字ページと両方読む…といった使い方もできそうですね。

マンガでわかる! 10歳からの「経済」のしくみ まなぶっく

マンガでわかる!10歳からの「経済」のしくみ

本の内容

ハナテンというキャラクターが、銀行や株、税金、クレジットカードなど経済について説明するマンガ学習本です。
マンガといっても内容はとてもしっかりしています。
例えば「ケーキの値段をどうやって決める?」という疑問に、原材料は何を使っていて、どういうルートで輸入され、そこにどれだけお金がかかるのか(税金も)、など経済のしくみを通してお金が学べる内容になっています。

おすすめの理由

活字本が苦手な子供でも、サクサク読める(マンガだから)
子供によっては、学習本でもマンガなら進んで読んでくれる子っていますよね。
(小さい頃の私は、まさにそうでした。)
そんな子にうってつけです。
マンガを読んでいたら、いつの間にか経済のしくみを理解できるようになるのですから、親としても決して高い買い物ではないと思います。
(うちの親もそう思ったのか、家にたくさんのマンガ学習本が並んでいました。。。)

必ず、親も一緒に読もう

おこづかい制度を始めるにあたり、子供だけでなく、親も勉強が必要です。

そのためには、子供に本を買い与えて終わりではなく、子供が読んだ本と同じものを、親もぜひ読んでください。

そして、子供のおこづかいの使い方を見ながら、
・どこが理解できていないのか?
・子供のお金に対する知識はどの程度あるのか?
など、子供の金融リテラシーを日々観察することが大切です。

とはいえ、あまり肩ひじ張らずに気軽に取り組んでくださいね。